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No.48 お茶席での簡単なマナー

No.48 お茶席での簡単なマナー

2020.12.19

こんにちは。島根県松江市西茶町のお茶屋、加島茶舗の加島理絵です。

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誠に勝手ながら12/31〜1/4まで

冬季休業させて頂きます

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今年も残すところあと12日となりました。

 

この期に及んでまだ年賀状に手をつけていません…。 表面のデザインだけでも決めないといけません。

年末は、お正月に点てるお抹茶を買いに来られる方が多くなります。

 

そこで今日は、加島茶舗では普段あまりしない、お抹茶の簡単な所作を書きたいと思います。

流派も沢山あり、難しく思われがちですが、今回は、本当に初心者向きのお抹茶を点てて頂いたときの簡単な所作です。

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point1.お抹茶をいただく前お菓子を頂きます。

食べきれないときは、楊枝で切って半分くらいでも大丈夫です。2服目を勧められたときにまたいただいたり、懐紙に包んで持って帰ってもok。

 

point2お抹茶を頂く際、茶わんは右手で持ち、反時計回りに90度回して頂く。

これは、大切なお茶碗の正面を避けて飲むためです。回すのは知っているけど、どのくらい、何回回せばいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

右手で持って、2回くらいにわけて15度回せば大丈夫。

あとはお抹茶を頂いて、また正面が自分に向くように今度は時計回りに90度回して置きます。

 

point3 お茶わんを愛でる

飲み終わったあと、お茶わんを拝見します。

落とさないよう、なるべく低い場所で一周回します。

 

point4 いただく前と、頂いた後にお辞儀

いただく前は、指を揃えて「頂戴いたします」とお辞儀

まだお茶を頂いていない方には「お先に」とお辞儀

頂いたあとは、「結構なお点前で」とお辞儀

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細かな決まりごとはもっとたくさんあるのですが、1番は楽しんでお茶を味わい、お茶を点ててくださった方に感謝の気持ちが伝われば、多少間違っていても大丈夫です。

 

お茶を点てておもてなししてくださる方も、おもてなしの気持ちを込めて、美味しいお茶を飲んで頂きたい、と思っておられるはずです。

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加島茶舗の日本茶スタンドでは、抹茶をご提供するときは、取っ手付きのカップでお出ししています。

作法を気にせず、気軽にお茶を楽しんで頂きたいからです。

お茶のお点前は右手でするのですが、私は左利きなので、日本茶スタンドでは左で点てさせてもらっています。

右でも点てられるのですが、左でしたほうが点ちがいいので、お客様に美味しいお茶を飲んで頂きたいので、やりやすい方でやっています。

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お正月は、おせちをたべたり、お餅をたべたり、お抹茶を点てたり…いつもと違ったおもてなしや行事をするのも新しい年を迎えた特別感があっていいですよね。

今年はなかなか帰省も難しいですが、おうちでちょっとでもお正月気分をだして、ゆっくり過ごせるといいですよね。

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◎島根のおすすめスポット

No.48 ばいかも-松江市片原町  この季節はお刺身がたべたくなりますよね。

一年中食べたいのですが。笑

こちらは美味しい一品料理とお酒が楽しめる居酒屋です。

2階には宴会席があるそうですが、この日は1階のカウンターで夫と2人で仕事の打ち上げをしました。(夏に行った時の写真なので夏のお刺し身です)

厚みのある長いカウンター席に、ちょっと薄暗い照明がなんとも落ち着いてリラックスできます。2軒目にもいいですね。

 

イカ好きにうれしい炒め物も美味しかったです。

 

加島茶舗のある通りの一本お城側の通り(川沿い)にある通りです。

ランチもされています。是非行ってみてくださいね。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

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