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No.47 開封後はお早めにお飲みくださいのわけ

No.47 開封後はお早めにお飲みくださいのわけ

2020.12.12

こんにちは。島根県松江市西茶町のお茶屋、加島茶舗の加島理絵です。

来週の松江はずっと雪マーク。車をスタッドレスに履き替えました。

 

そんなに積もることのない松江。でもたまーにすごい雪がふることがあります。今回も少なめで済むといいのですが…

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「開封後は賞味期限に関わらずお早めにお飲みください」

お茶の袋の裏に書いてあるこの文言、一度は見たことがあるかと思います。

 

なんで、開けたら早く飲まないといけないのでしょうか?

それは、お茶の袋の中が真空になっているからなんです。

こちらの機械で袋の中を真空状態にして、その後、窒素を充填します。

そうすることで袋の中での酸化を防ぎ、お茶の美味しさが保たれるのです。

たまにお茶がみっちり入ってデコボコしたお茶を見たことがありませんか?

あれは、真空状態にして、窒素をいれてないバージョンです。加島茶舗でも、保管用の茶葉は、真空処理をしています。

窒素は身体に悪くないの?

なぜ、窒素だと、お茶が劣化しないの?

と思うところですが、

そもそもいつも私たちが吸っている空気の78%が窒素なんです。そして21%が酸素、残りの1パーセントが二酸化炭素や水素などです。

私たちが生きていくのに欠かせない酸素ですがお茶の劣化(酸化)は、この21%の酸素で進んでしまうんです。

窒素ってあまり日常で聞き馴染みのない言葉のようですが、こんなにも日常にありふれた元素だったのですね…!そういえば、中学で習ったような…^^;

加島茶舗ではこの窒素を定期的に仕入れているのですが、(かなり高額です..!)

こんなに空気の中に窒素があるなら、酸素を抜いて充填出来ないのかなぁ、なんて思ってしまうのでした^^;

 

というわけで、開封すると空気中の酸素が入ってしまうので、ぜひお早めにお召し上がりくださいね。

◎島根のおすすめスポット

No.47 断魚渓 dangyokei-邑智郡邑南町

岩好き必見、すごい岩がみられます。

 

 

この岩は流紋岩というそう。段差や亀裂を流れる場所では、魚が簡単に遡上できない水流があることから、断魚渓との名前が付いたそうです。

魚にとってはとても泳ぎにくそうな、しかし爽やかな清流でした。

 

緑の山々に囲まれた中に、地球の歴史を感じられる力強い岩。その間に流れる渓流。

 

かっこいいなぁ、ロックだなぁ…(笑)と思いました。(しょうもなくてすみません)

 

ぜひ行ってみてくださいね。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

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