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No.96 春の雨の名前

No.96 春の雨の名前

2025.03.04

こんにちは。島根県松江市西茶町のお茶屋、加島茶舗のりえです。

先週末の松江は春の訪れを告げるような

あたたかな日でしたが、今日は一転冷たい雨で冬に逆戻りです。

雨が降り続く松江ですが、春の雨には色々と名前がついているそうです。

 

・春時雨(はるしぐれ)
春に降る時雨のこと。時雨は晴れたと思ったら降りだし、降りだしたと思ったら止むを繰り返す定まらない雨のこと。

・小糠雨(こぬかあめ)・ひそか雨・ぬか雨
春先にしとしとと降る霧雨。

・桜雨、花の雨
桜の花にかかる雨。桜が咲く3月下旬~4月上旬に降る雨のこと。

・花時雨(はなしぐれ)
桜の時期に降る時雨のこと。

・春霖(しゅんりん)
3月から4月にかけてぐずつく雨。「春の長雨」とも呼ばれる。

・発火雨(はっかう)
二十四節季の「晴明」の頃、しとしとと静かに降る雨。「桃花(とうか)の雨」「杏花雨(きょうかう)」とも呼ばれる。

・軽雨(けいう)
春に少しだけ降る雨。

・雪解雨(ゆきげあめ)
冬に積もった雪を解かすようにふる雨。

・催花雨(さいかう)
花の育成を促す雨。「養花雨(ようかう)」「育花雨(いくかう)」とも呼ばれる。

 

参考・引用

https://tenki.jp/amp/suppl/yamamoto_komo/2019/04/11/28975.html

 

今日の雨はなにかな〜しとしと静かに降っているから発火雨かなぁ、今週はずっと雨だから、春の長雨かなぁ。なんて、雨の名前を考えると、憂うつな雨の日もすこし楽しめそうです。

 

わたしのお気に入りは催花雨(さいかう)。

お花が咲くのを促していると考えるなんてかわいいです…!

 

春の雨だけにこんなに名前をつけちゃうなんて、やっぱり日本っていいですよねぇ。

 

お茶の木も5月初めの八十八夜に向け、今養分をたっぷり蓄えて新芽を出す準備をしている頃でしょうか。

雨の写真を撮りに出たら、ふきのとうを見つけました。

小さい春が見つけられて嬉しかったです。

 

雨もいいですが、やっぱり春のあたたかなぽかぽか陽気が楽しみですね。

島根のおすすめスポット

No.96 おはなしレストランライブラリー-松江市上乃木

島根県立大学松江キャンパスの敷地内にある絵本の図書館です。

 

絵本がたくさんあって、表紙が見えるように置かれているので、子どもたちが自分で絵本を選びやすくなっています。

 

紙芝居や大型絵本も充実していて、読み聞かせのために保育園や幼稚園の先生たちも借りにこられるのだとか。

 

靴を脱いで上がるため、ハイハイ真っ盛りの小さなお子様連れでも安心して行けます。

 

図書館って一般的には静かにしないといけなかったり、子連れだと気を使う場所ですよね。

でもここはそのまま絵本を読みきかせできるスペースがあったり、つみきのおもちゃが置いてあったり、ちょっとした児童館みたいな雰囲気なんです。

なにより司書さんが保育士さんみたいにとっても優しくて、うちの子どもたちもここが大好きです。

 

わらべうたの会や、大学生のお兄さんお姉さんが読み聞かせをしてくれる日など、イベントもたくさんしておられるので、Instagramやホームページをチェックしてみてくださいね。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

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